プロローグ

飛翔せよ、過去の幻影から

おまえに出遭ったあの場所も、

おまえと過ごしたあの一瞬も、

全ては、時と共に流れ去ってしまった

立ち止まって、どうする

目の前に道は、二つある

逆らうか、それとも、委ねるか

どちらに進んでも

変わらないことが、一つだけある

俺が俺であること


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